2010年3月19日

蜜蝋クリームを作ろう!

蜜蝋クリームに興味がわいたので早速試作をしてみました。
問題は、蜜蝋と油との割合ですがハンドクリームやワックスとして使用するなら、1対5がいいことが分かりました。
下の写真は、オリーブオイルで試作した分です。
ハンドクリームやワックスとして使用してみた感想ですが、木材への浸透性は抜群ですね。
ハンドクリームとしてもOKなのですが、乾きが悪くいつまでもベタベタ感が残ることです。
それさえ問題なければ、不純物は一切入っていないので市販の物は使いたくなくなります。

beewax20100306.jpg


油でも色々ありますが、ワックスとしての油なら、乾油性の「荏油」がいいことが分かりましたので、早速ホームセンターに買いに行きました。
マルタ一番しぼり「純正荏油」は塗料コーナーに陳列されています。
塗油なんですね。
eabura.jpg

では、早速作りましょう。
まず、入れる容器ですが、結構早く無くなるので追加でちゃちゃと作るために「ステンレス」がいいです。
ダイソーに売ってます。

beewax2010031901.jpg今回は、容器に蜜蝋を5グラム、荏油を25グラム入れレンジでチンします。


蜜蝋が溶けたら取り出します。

beewax2010031902.jpg
水を張ったボールで冷ましながらかき混ぜると早く固まります。
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ほぼ冷えてしまうまでかき混ぜると完成です。

う〜〜ん30グラムはやっぱりちょっと少なすぎました。
beewax2010031904.jpgのサムネール画像


早速、洋蜂用の巣箱の蓋に塗ってみます。

綺麗に洗い乾かして目地の隙間はコーキングしておきました。
beewax2010031701.jpg

半分塗ったところです。
beewax2010031702.jpg

全部塗りました。
特に木口は入念に塗ります。
beewax2010031703.jpg

塗布後は、見たとおり濡れたような仕上がりになります。

オリーブオイルと荏油の違いですが、オリーブオイルの場合は、染みこむ感じですが、荏油の場合は、染みこみながらもちゃんと膜が出来ている感じがします。

多分、耐久性も荏油の方があるような気がします。

目的がワックスなら荏油で決まりです。

なお、食用の荏油が手に入ればハンドクリームとしてもgooだと思います。

そういえば、ワックスを塗るときには素手で塗るわけですが、当然手に付きますが、撥水効果も荏油の方が断然いいみたいです。

以上、蜜蝋ワックスの作り方でした。

近いうちにリップクリーム作りにも挑戦したいと思います。


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